たかさごブログ
↑上尾市K様邸↑
こんにちは中山です。省エネ基準の引き上げ・・・
既にご存知の方も多いかと思いますが、
10月1日から長期優良住宅の認定基準も引き上げられましたね。
ZEHの基準で家づくりをするということは
もはや当たり前になりつつありますが、
それでも日本は海外に比べて遅れているので課題も多いという印象です。
現場に出向く・・・
今日は上尾市で建築中のK様邸に立ち寄りました。
到着すると、秋山監督と井上大工がおさまりについて打ち合わせでした。
お疲れ様です!
「あれ?今日休みじゃ・・・」と監督、
近くで土地の調査があって出向いたんです。
いつも現場を見て頂いて感謝です。
現場でわかること・・・
断熱材の施工が終えたところ。
外張り断熱の場合には家全体を丸ごと包むように
断熱材で囲い込むので断熱欠損が少ないと言われています。
同じ間取りでも柱の間に施工するのと
そうでない場合とでは断熱材が入る範囲も変わってきます。
断熱を充填できるところと難しいところも考えられます。
こういう部分が温熱環境や構造の劣化等に影響を受けてきます。
こうしたところを見られるのが今のタイミングです。
机上と実際・・・
家の性能は机上で判断されがちですが、
隙間の多い少ないや、
熱損失の少くなる施工が行われるかは全く考慮されていません。
隙間相当面積の測定などが良い例です。
そればかりか断熱欠損の割合なども考えられていません。
実際の現場に出向いて確かめて見ないと意外に気がつかないものです。
正しい施工が行われているのか・・・
長期優良住宅や性能評価書は行政に申請すれば許可を出してくれます。
でも現場のチェックは行われません。
こうしたチェックを受けるのが建設性能評価というものです。
現場の施工は何より重要です。
こちらもご参考に
→快適と断熱の関係
→省エネ基準の適合義務化のお話し
土地を探す際も広告のチラシではよく見えても
現場に出向いて見たらイメージとの違いに気がつくことが良くあります。
家も似たような話で目で確かめるということはとても大切なんです。