たかさごブログ
こんにちは中山です。
確定申告の時期が近づいてきました。
昨年末に入居した方は住宅ローン減税の申告は忘れずに!
もう一つ忘れがちなのは住宅資金贈与の申告です。
その大切な要件・・・
・贈与を受けた年の翌年の3月15日までにその住宅に居住すること。
・または同日後、遅滞なくその住宅に居住することが確実と見込まれること。
要約すると・・・
3/15までに完成し入居が前提ですが、
そうでない場合には上棟している状態かどうかが問われます。
そんな住宅資金贈与ですが、2023年末まで延長が決定しています。
・耐震・省エネまたはバリアフリー住宅は1000万円
・その他の住宅は500万円
ここでも脱炭素の影響を受け、省エネ性のある住宅が優遇されています。
さて今年に活用を考えている方は、
予め家づくりのスケジュールを組んでおくことが重要になってきます。
おわかりの通り・・・
2023年に贈与を受けた場合、
2024年の確定申告までに最低でも棟上げまでしていないといけません。
3/15までに間に合わなくなると
非課税の適用を受けることが難しくなります。
意外に見落としがちなのは・・・
贈与資金で土地を買って、まだ余裕があると思って、
ばらくしてから家の建築がスタートするようなケースです。
住宅資金贈与は家のための資金です。
もし土地に資金を充てた場合、
同じ名義人の家がいつ完成するかがポイントになります。
また年末に近づくと贈与資金の充て方に迷われ、
よく相談を受けたりします。
注文住宅の場合の建物代金は
工事が始まってから支払いをするケースが多いかと思います。
年を超えてから資金を充てると翌年の贈与扱いになるので
支払いのタイミングも考えておく必要があります。
タイミングを誤ると
『非課税の適用にならない』なんてことも。
土地から始める場合には時間がかかるので余裕を持ちたいところです。
暮らししたいエリアを探していくうちに
2~3か月はあっという間に過ぎてしまいます。
家づくりのスケジュール・・・
慌てず慎重に進めたい方は
今の時期から考えてみてはいかがでしょうか。
土地探しからの家づくり・・・
気軽にご相談下さい。
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