素材選びからこだわったアンティークテイストのマンション断熱リフォーム

和室やキッチンなど、必要のない壁が多いと感じていたW様。
新型コロナでの生活スタイルの変化を機に、、
マンションの断熱リフォームに踏み出しました。

まずは、大きなポイントとしたのが、動線と収納。
細かく区切られた台所・居間・和室をよりオープンな一室にし、
和室だったところを居間に、居間だったところをダイニングスペースに変更。
また、収納ゾーンを廊下から使える大収納にまとめ、
LDKへの出入り口を増やして、回遊動線としました

玄関正面にお持ちの鏡を飾りつつ、収納の物の出し入れが支障なくできるように、
鏡を組み入れた引き戸と、6枚の折れ戸を組み合わせた収納扉としました。

また、このお部屋が最上階で角部屋にあたるため、
夏の暑さ、冬の寒さが悩みだったため、
リフォームを機に天井と壁の一部を断熱補強。
北側の窓には内窓を取付けました。
結露によりカビが発生していた北西角の子供室は、
窓際の断熱に加えて、主寝室との間に通風用の内窓を設けて風通しを改善。
個室の間に通風用の欄間としたことで、自然の風を感じることもできます。

全体テイストもW様は明確なイメージがありました。
ヨーロッパで購入された数々の物やお持ちの家具と
バランスを取るように、アンティークテイストで統一。
リビングとダイニングはお気に入りのウォールナットのフローリングに改修。
アンティークのドアを購入し
ブライワックスで着色、アイアン金物のバーンドアに仕立てました。
「年月を経た風合いを感じられ、持ち物と調和するインテリアを目指していましたが
想像以上のものができました」、とご満足いただきました。

マンション断熱リフォームし、一夏を過ごしたW様
「以前の暮らしが思い出せないぐらい、毎日楽しみながら快適に過ごしています」
とデザイン性にも、快適性にも、ご納得をいただいております。

設計：設計事務所アーキプレイス