近くの森の木で建てる TREES IN THE NEARBY FOREST
西川材で家を造り続けて25年。

住宅に適した強度、耐久性、調湿性、健康、美しさを求めると、全てを叶える木材は、すぐ近くの森にありました。

日本には雪の多い地域や、一年中温暖な地域など様々な環境があります。もちろんその地域により気象環境・温度・湿度は異なります。西川材は長い間地場の環境で育ちその地の気候風土の全てを知っている木だからこそ、地場の環境で最大限の性能を発揮します。

歴史的な建造物がそれを証明するように、木は伐採後も呼吸をしながら生き続けます。地場で育った「西川材」は、本来の特性を保ちながらお客様の住まいで生き続けます。

地産地消の家づくり森と人をつなぐ物語

高砂建設は「森と人をつなぐ」そんな家づくりを続けてきました。私たちが「西川材」にこだわる理由は、「国産・県産材・自然素材」だからではありません。家づくりに使用する良質な素材を求め続けた結果、「西川材の檜」にたどり着きました。

森と人をつなぐ家づくり TAKASAGO STORY
原木市場
episode01 西川材で家を造り続けて25年 MEET NISHIKAWA WOOD

20数年前、私たちは西川材と出会いました。当時は輸入住宅が全盛の時、誰もが「西川材?地産地消?」から始まりました。品質を求めて「西川材」にたどり着きましたが、当時は西川材の知名度もなく、品質(加工技術、乾燥技術)も到底褒められるものではありませんでした。時間をかけて何度となく林業家へ想いを伝え、互いに技術を磨き合い、絆を深めてきたのです。

天然乾燥
episode02 木がいつまでも呼吸する天然乾燥で薫る檜 NATURAL DAY

多くの住宅で使用される木材は、短時間での乾燥で効率を求め、木材に熱を加える人工乾燥を行います。しかし、人工乾燥では木が持っている油分を失ってしまいます。檜本来の美しさを保つことはできないかと試行錯誤した結果、自然に乾燥させる天然乾燥をはじめました。乾燥に時間は要しますが、木が持つ本来の強度や耐久性、木肌の美しさが長期間にわたり持続します。

強度検査
episode03 木材の強度を示すお客様へ安心安全の約束 PROMISE WITH CUSTOMERS

西川材の産地は、全国の檜・杉の産地からみて、北(寒い地域)に位置します。そのため、木は時間をかけてゆっくりと成長します。その分、木目が詰まってきめ細やかになります。目の詰まった木は強度の強い木材となり、その品質を表示するためにグレーディングマシンによる強度検査を行います。一本一本の柱に強度を印字することで、お客様へ安心・安全を伝えています。

林業家
episode04 林業家の丁寧な手入れは木の品質を高めました QUALITY FORESTRY WORK

西川材は、吉野や木曽という有名林業地にも並ぶ色艶のよい良質な木材ブランドです。西川林業地は、檜の生育に適していること、全国的にも珍しい小さな林材地であり、林業家が個々に所有する山林の面積も小さいことから、手入れが行き届き良質な木材と成長します。野菜と同じ、育てる人の丁寧な仕事が高い品質をつくります。これから伐り出す木は70~80年前に林業家によって、苗から丁寧に育てられた杉・檜なのです。

ふれあい
episode05 地産地消の家づくりで森と人をつなぐ SUSTAINABLE FOREST

近くの森で生まれ育った木で家を造る。近くの森の木を伐り、近くの森に木を植える。元気な森は、CO2吸収量も多く、CO2削減の大きな手助けとなります。まずは、私たちの身近な森で、地球の温暖化防止に取り組むこと。山の人たちと一緒になって森を育てることも私たちの大きな役割です。高砂建設は、この家づくりを続けることで、お客様と一緒に森を守り、次の世代へとバトンを繋いで行きます。私たちの家づくりは、そんな森と人をつなぐ家づくりです。

高砂建設の取り組み

木材の地産地消と植林活動による環境貢献を同時に進めているプロジェクトである。準備から含めると持続的ビジネスとして20年以上の実績に加え、施主と森をつなぐため、山の体験ツアーを長年にわたって実施するなど、つながり作りにも力を入れている。

  • 01 伐ったら植える未来につなぐ植林
  • 02 西川材の森を伝えるふれあい紀行バスツアー
  • 03 余すことなく木を使い届けます
  • GOOD DESIGN

    家を建てながら近くの森をまもるECO。埼玉の地で生まれ育った木で家を作つくる。埼玉の森の木を伐り、埼玉の森に木を植える。この取り組みがグッドデザイン賞を受賞しました。

  • SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

    高砂建設では自然素材を使った家づくりを通して、SDGsの目標の中から取り組むべき課題を掲げ、それらの解決のために活動してまいります。