たかさごブログ
こんにちは中山です
4月から海外の設計スタッフ3人が
日本に来て高砂で研修をしております。
今日は設計の小川さんがさいたま市の現場で
構造や木造住宅の特徴を教えています。
そんな中、私にも声がかかったので一緒に案内です。
何を話したらよいのだろうか・・・
聞くと建築学校を出ているものの、
自国では主に鉄筋コンクリートの家が多いことから
木造住宅については身近でないようでした。
海外と日本では暮らし方など文化の違いがあります。
住宅の造りにも違いがあります。
それならば基本を伝えておこう・・・
日本では当たり前の現場の考え方です。
「現場は聖域・・・」
極端な表現かもしれませんが、
現場では守らなければいけない一定のルールがあります。
文化や習慣の違いがあるのでここは伝えておかないといけません。
・整理整頓・・・
・安全管理・・・
・土足厳禁・・・
出入り口に書かれている内容です。
その目的と意義というものを理解をして頂かなくてはなりません。
英語が上手く話せないので「翻訳機」を使って伝える。
すると、首を振ってうなづく3人・・・
言葉が分からなくても伝わること・・・
現場で感じたのは「木の香り」だそうです。
柱を指して、これは何?・・・
「cypress(サイプレス)」・・
ここは単語で伝わりました。
木の香りと心地よさは、言葉が伝わらなくても感覚で理解してくれました。
さて木造住宅についてとても関心が高い3人・・・
翻訳機をつかって多くの質問がありました。
床下がどうなっているのかも確かめたいよう。
私は次の打合せがあるので少し先に失礼・・・
設計の小川さんはこの後モデルハウスに向かうようでした。
お疲れさまです。