たかさごブログ
こんにちは中山です。
2025年の省エネ基準の適合義務化・・・
国土交通省でも色んなパンフレットが配られるようになりました。
現状はどうなのか・・・
国交省による、住宅ストック約5000戸における断熱性能の分布では
現行の省エネ基準に満たす家は、わずか13%という内容です。
国は一定の断熱水準を設けて補助金を設けるなどして高断熱化を図ってきました。
しかし海外と比べると決して高いレベルではなく、
暖や涼を得られるような十分な断熱とまでは言えないのが現状です。
建築基準法では、建てることが出来る家の高さや、最低限の耐震性能、
防火性能など、地域によっては景観などが定められており、
これらは建築確認申請によりチェックされていきます。
一方、断熱性能については法的規定が厳しく設けられておりません。
極端に言えば、断熱材がなくても建ってしまいます。
現状との乖離・・・
2025年に省エネ適合義務化が始まるものの、
その最低基準はZEHで求められる断熱水準を下回り、
目標とは乖離があります。
基準となる断熱性能は海外と比べると格差もあります。
でもようやく家の性能面に目を向けて動き出てくれたところなんです。