たかさごブログ
こんにちは中山です。
今日は30度を超える夏日ですね。
外に出ると、足元から「モワッ」とします。
地面の温度を測ってみると60度でした。
屋根に至っては65度です。
夏本番を迎える7月頃はさらに温度は上昇します。
ところで、
「ロフトって住んでみたら暑くてサウナみたい・・・」
こんな話を一度は聞いたことはあるかと思います。
ロフト付きの賃貸住宅などに
住んだ経験のある方はよくご存知かと。
どうしてなのか・・・
これらは屋根の断熱方法や通気性に違いがあり、
屋根や天井の断熱方法は各社とも様々だからです。
日本は海外に比べて断熱基準が緩いので
施工や性能も会社によってばらつきがある
というのが現状なのかも知れません。
こちらもご参考に⇒「屋根こそ重要!」
屋根は80度を超えるような過酷な場所なのに
施行は想像しているよりも疎かです。
通気性や断熱性が悪ければ
住環境に影響を及ぼすばかりでなく、
構造などの劣化を招きかねない重要なところです。
なのにあまり目が向けられることが少ない状況なんです。
どんな施工をしているのか確認することは
長く暮らしていく上でとても重要です。
夏はサウナで冬は冷蔵庫・・・
こんな家が今でも作られています。
↓そんな日本の現状について気になる方はこちら↓
断熱基準の引き上げ
そうならないためにも、
プランを考える前に
任せたいところの家の温度を確かめておくのは大切な事です。
専門の温度計がなければ、
サッシの枠やガラスに手を近づけてみるのもひとつです。
天井裏の温度は26度でした。
せっかくなので色んな温度を測ってみました。
新都心のモデルハウスには
床の温度を体感するコーナーがあります。
サンプルの床材の下は保冷剤が入っており
素材により熱の伝わり方の違いがわかるようになっています。
コンクリートの方が冷たいのがわかります。
例えば床下を思い浮かべて見てください。
床下が冷たければ底冷えの原因にもつながります。
人の場合には日差しや暑さを遮るために帽子を被り、
寒さを防ぐためにニット帽を被ったりブーツを履いたりします。
家もそれと同じです。
ひとつ加えるとしたら通気性でしょうか。
モデルハウスにご来場の際は
「放射型の温度計」を手に取って
床、壁、天井など、普段は気が付かないような
お家の温度を確かめてみてはいかがでしょうか。