たかさごブログ
新型コロナウイルス感染症の拡大防止策をはじめ、ポストコロナに向けた
経済構造の転換・好循環の実現などを目指し、様々な施策が盛り込まれた
令和3年度税制改正大綱が発表になり、「住宅ローン減税の減税期間延長」と要件の緩和が決まりました。
前回は「グリーン住宅ポイント制度」でした。
今回は、「住宅ローン減税」が13 年間に再度延長 について詳しくお伝えします。
「住宅ローン減税13年」2021年9月末契約まで延長!
再来年度は、控除率1.0%を実情金利(0.5%程度)に見直しも決定。
1%の控除率は今年が最後になります
通常の住宅ローン減税は、住宅購入の際に借入をした住宅ローンの
毎年末の残高の1%を10年間にわたり所得税・住民税から控除が受けられる
減税措置ですが、令和2年度では、
新型コロナ感染症の拡大防止策で2020 年9 月までの契約に限り
減税期間を3年間延長し13 年間に延長されました。
この度発表された令和3 年度の税制改革では、これをさらに1 年間延長し
令和3年9月末日までの契約期限へされます。
さらに、諸要件についても入居期限の2 年間延長や
住居面積を現行の50 ㎡以上から40 ㎡以上へと緩和されます。
「1%」の見直しについて、住宅ローンを1%未満の金利で借りている人の割合は高いため
控除額がローンの支払利息額を上回る「逆ざや」状態の解消のため、
再来年度から見直しとなります。
その点で、減税メリットが最大化されるのは今年まで、といえるかもしれません。
※ローン減税の仕組みについては
SUUMO 住宅ローン控除(住宅ローン減税)、まるごと解説。
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