たかさごブログ
前回のワークショップでもご紹介しましたように
E-FOREST浦和美園では、ご近所同士のコミュニケーションが弾むよう
考えられた工夫があります
今回は「コモンスペース」をご紹介します。
マンションなどの共同住宅と違い、通常、一戸建ての場合は
入居者の敷地と、公共の道路で構成されています。
ですから、敷地から一歩外に出てしまえば、
お子様を遊ばせるときも、「歩行者」として車に注意する必要があります。
第2期街区
第1期街区
子育て世帯だけでなく、将来に渡り安全なまちづくりをするために
敷地の一部を拠出し、街区の誰もが使える場所が「コモンスペース」です。
すでに1期街区の「落書きスペース」や、
「フリーマーケット」などのイベントが行われています。
これらのスペースは車が通らないスペースですし、
コミュニティ全体のイベントであれば特別な許可なくても開催が可能です。
歩行者専用ですので災害時の避難経路としての
機能も期待されます
また、コモンスペースの目的のもう一つに、
「風の通り道」の確保、という観点もあります。
1期から通じて、すべての区画が道路とコモンスペース
両方に面しているので、住宅同士で密集することがなく
通気しやすい環境が整っています。