たかさごブログ
こんにちは宅地建物取引士の中山です。
今日は北区田端で地盤調査の立会でした。
地盤調査の方法は色々ありますが
戸建住宅だとスウェーデン式サウンディング試験をよく聞きますよね。
高砂では表面派探査法を利用することが比較的多いです。
調査方法をイメージするなら
表面派探査法が面、スウェーデン式が点の調査。
それぞれ一長一短あるので甲乙つけにくいですが、
目的のひとつとしては、細かい調査データが拾えるので採用しているところです。
もうひとつは、過剰な地盤改良工事を防ぐという狙いもあるんです。
地盤改良については色々な捉え方があります。
敷地の資産価値をどう考えるかです。
少し具体的な話をすると隠れた瑕疵という問題があります。
土地売買をする際に、地中埋設物があった場合に
撤去費用は誰が負担するのかという話になります。
改良による杭も例外ではありません。
出来ることなら改良をしないに越したことはありません。
改良が必要なものについては保全をしておくことはもちろん重要です。
しかし改良するかしないか微妙な案件もあり
こうした場合、安全をとって改良する方向に傾くことも考えられます。
それが過剰なまでな改良だったらどうでしょう。
安心を得ることは必要ですが、過剰すぎるのはどうかと思います。
地盤改良の費用負担だけでなく資産価値についてもしっかり考える必要があります。
細かいデータを知ることで適切な判断をしていきたいとろです。
↓詳しく知りたい方はこちらをご参考に↓
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